2017年最初の韓国は、港町釜山。
病み上がりの私は、1人で行くことの同意を家族から得られず
中1の長男を道連れに…
何か有ったら、介抱してもらおう。
さて今回は、取引先へのご挨拶と仕入れがメイン。
冬の渡韓は避けてきたけど、今やそうも言っておられず。
そして、私の両親のルーツである釜山は
早い段階で連れて行ってあげたかったので良い機会でもあった。
旧正月直前の、釜山金海国際空港。
なぜかクリスマスツリーに迎えられる。
ソウルほどではないけど、冬の釜山は寒い。(この日はマイナス8度)
ホテルに荷物を置き、早速サウナへ直行です。
日本でいうところの、スーパー銭湯&岩盤浴。
韓国の一般家庭では、浴室に湯船は無く簡素な場合が多くて
そのぶんサウナ銭湯文化が日本より発達しており、街中に沢山あります。
韓国のサウナでは、
この「シッケ」という甘酒のような薄甘いドリンク(2500ウォン)と
薫製のゆで卵(3つで3000ウォン)を食べるのが、セオリー。
どちらも味はクセが無く、美味しいですよ〜
チーズの入ったピビンパ。7000ウォン。
2日目は国際市場から。
ソウルの東大門と南大門が一緒になったような場所。
ここに来れば、衣食住なんでもあります。
この一角は日本語のちょうちんが、大阪にある道具街のようです。
オススメの帽子屋さん。
質がよく、スタンダードの形がひととおり揃ってて、しかも安い。
ここは去年も来た釜山の港。
買い物客と観光客と、お店の売り子さん、漁港で働く人達などでものすごい活気!
目の前のジャガルチ市場で、
名物ヒラメのお刺身とメウンタン(魚のアラと大根の辛い鍋)
2人であれこれ食べて40000ウォン。
友達に買う海苔のお土産は、自力で値段交渉!
こういうのは場数を踏む事が大事だからね。
そして何かと話題になっている、
在釜山日本大使館前の慰安婦像も見てきました…
さすがにセキュリティがすごかったです。
歴史の真実はもはや知る術が無く
日本の中だけでは知り得ない正義はいろんなところに存在していて
両方の国のルーツを持つ息子には偏る事なく
自分なりのアイデンティティを確立欲しいな。
情報はネットにたくさんあるけど
本当に必要で大切な情報はどこにも落ちてなくて、自分で取りに行く事に価値がある。
デジタルネイティブ世代の息子にとって
こういう経験は何より貴重だと考えます。
釜山の街並を見ながら何を思うのか…
この旅が彼の人生のお守りになってくれることを願う母です。