新年早々メニエール病で入院した話。

入院した話というか、
今この記事は病院のベッドの上から書いているんですけどね。

症状が落ち着いてきたので、ぽちぽち更新してみます。

病気の経験談というのは、ネット上にあると
今この瞬間にも、困っている誰かの為になるかもしれないし

私自身、入院した経験が出産の時を除いて皆無なので
忘備録として残しておきたくて。

まずメニエール病というのはこういう病気
(wikipediaより抜粋)

メニエール病の本態は内耳の内リンパ水腫である。 内リンパ水腫によって前庭と蝸牛の感覚細胞が障害され、突発的で激しい回転性のめまいと同時に、耳鳴りや難聴などの蝸牛障害症状の発作が繰り返す。

 

…文章にするとよく分からないね。

経験した感覚からお伝えすると

「耳元でトライアングルをチーンチーンとエンドレスで鳴らされながら
テンションの上がった小学生が3〜4人くらいで
高速回転させているコーヒーカップから降りられない…」

拷問のような不快感極まりない症状なのである。

 

 

初期症状は、鼻をかみ過ぎたときのような耳の閉塞感。
同時にキーンという耳鳴り。

なんとなくフワフワする感じ。

おかしいな?と思い始めてから

数時間で、立っていられないほどにぐるぐる回り出して

猛烈な吐き気

寝ても覚めても嘔吐、頭を動かすだけで激しく嘔吐(お食事中の方すみません)

これは病院嫌いの私でもさすがに耐えられず…

耳鼻科で診察してもらって
すぐに点滴とお薬を入れて貰ったら、嘘のように症状は治まりました。
(でもこういうのは逆に怖かったりするよね。)

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コーヒーカップからひとまず降りられて本当に良かったんだけど

その場で1週間の入院が決まる…しくしく…

集中して点滴を入れる事が必須とのこと。
(だってしっかり治療しないと
またすぐにコーヒーカップへ逆戻り。)

とはいえ、今日、明日や週末の仕事。

重要タスク達どうするのか。

ひとまず一旦帰宅させてもらって

向こう数日の予定を処理する。
日程調整や配送物の諸々。

代理で人に頼める仕事
頼めない仕事。
頼めないものは事情を説明して断るしかない。中途半端するよりはずっとマシ。

失った信頼は簡単に取り戻せない事もよく知っている。
くよくよしてもしょうがないので、これから挽回するしかない。

 

 

 

この病気の原因はストレスとか過労から来るらしく
30代後半〜40代くらいで発症するケースが多いらしい。

一度患うと、完治は難しく
長く付き合っていかなくてはならない病気なのだそう。
そうなのか〜

自分ではそんな心身酷使しているとは
思ってなかったけど

実際はそうだったのかもしれない。。。いや、違うような。

だって結構寝てるし。

 

これからは今以上に働き方を考えないといけないのかも。
知らず知らずの内に、負荷がかかり過ぎていたのかもしれないね。

 

さて今回は、というか
まぁいつもいつでもなのですが…

家族の存在には助けられます。

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実家の母は胸焼け必須な手厚い差し入れを。。。

イチゴはカットされ、口元まで運んでくれます。ありがたやー

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なぜかサプライズ的に登場した弟(やっぽんぬ)は

私の趣味嗜好をよく理解してくれており、
世界のシュールな風景をまとめた素敵本をお見舞いに持って来てくれた。ありがとう!これ読み出したら寝不足になりそう。

長男は部活の帰りに病院来てくれて身の回りのあれこれしてくれるし。

主人は何も言わなくても、全てのことをしてくれるし

同居の義母は、ビニール袋が必要だと判断してくれて
ぴしっと三角に折ったのをたくさん持たせてくれました。

ありがたやー

 

ちょっと自慢っぽくもなってしまいましたが

本当に、改めて家族の大切さを実感したのです。

皆さん家族は日々大切にしましょうね。

困った時は家族が助けてくれますから!!

それから、

入院生活の醍醐味とも言える

手厚い看護はやっぱり嬉しいものですね。

若くて可愛い看護士さん達が手取り足取りちやほやしてくれて

もし自分が男子だったら、一生ここに居たいと思っていたかもしれない…

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でもこの薬は苦くて酸っぱくて最悪な味!
これをしばらく朝晩飲まなくてはいけないのだ。

以上を踏まえた
個人的な学びとしましては…

・時には医療に頼るべし!

・家族は日頃から大切に!

・自分が居なくてもまわる組織を作る!(家庭も仕事もね。)

・世界は広くて変な人がいっぱいいる!(詳しくはこちらを参照下さい

皆様も、どうぞご自愛下さいね。
以上現場からお伝えいたしました!

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